おじ飼育部がエッチすぎるのでわからせる話。の見どころ










【同人レビュー】校則で存在する謎の部活――「おじ飼育部がエッチすぎるのでわからせる話。」
学園モノの同人誌は数あれど、「おじさん飼育部」という突飛すぎる設定から始まる本作は、他では味わえない独自の背徳感とギャグ要素が詰まった一作です。作者にとって初漫画作品ということもあり、荒削りながらもアイデアの新鮮さ、そして“実用性”をしっかり押さえた構成が魅力となっています。
◆あらすじ・設定
舞台は「北城校」という学園。そこには“校則で強制的に一定数の部員を確保しなければならない”という特殊なルールが存在します。
そしてなぜか設立されているのが、その名も 「おじさん飼育部」。
内容はというと――日々、若く肉感的な女子生徒たちが、性的に興奮してしまった男性のメンタルケアを行うというトンデモな活動内容。要は「女子高生が露出過多な制服で、おじさんや男子を誘惑してしまう→その欲望をどうにかする」という、建前だけ立派な“発情処理部活”です。
主人公は本来「帰宅部が良かった」と思いつつも、この部活に入れられてしまい、日々濃厚すぎる体験を味わうことに。物語では一般男子生徒が押しかけてきて、「メンタルケア」を求めてくるエピソードが展開されます。しぶしぶ対応する先輩の姿を横目に、“これ絶対ヤバい部活だろ”という空気がありながらも、欲望の渦に巻き込まれていくのです。
◆見どころ
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斬新な発想:「おじさん飼育部」というネーミングからしてインパクト抜群。学園モノに飽きた読者に刺さる新ジャンル感があります。
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ギャップの魅力:建前は“メンタルケア”ですが、実態は過激でエッチな奉仕活動。ギャグっぽさと背徳感のバランスが絶妙です。
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ビジュアル的なエロス:短すぎるスカート、むっちりした体つきのヒロインたち、露骨に誘惑してくる仕草…。全20ページという短めの尺ながら、シーンの濃さはしっかり確保されています。
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“わからせ”要素:最終的には「調子に乗ったおじや生徒をわからせてしまう」という逆転シーンも描かれ、読み応えとカタルシスを同時に味わえます。
◆収録情報
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全20ページ(本文19P+表紙)
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フルカラーではなくモノクロ主体ながら、描線は丁寧で読みやすい
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初漫画ということでシンプルな構成ながら、“次回作への期待”を感じさせる仕上がり
◆総評
「おじ飼育部がエッチすぎるのでわからせる話。」は、学園モノに新しい風を吹き込むアイデア勝負の同人作品です。エロ要素はもちろんたっぷりですが、それ以上に「なんだこの部活!?」という強烈な設定が物語を一気に引き込みます。
短編ながらインパクト大、しかも“おじ”というキーワードをタイトルに掲げることで、マニアックなフェチ層をも狙い撃ちにしたユニークさもポイント。ラブコメ的な軽さと背徳的な興奮が同居しているため、読後感も意外と爽やかです。
作者は「次はファンタジーも描きたい」とコメントしており、ジャンル拡張にも期待できる注目株。変わり種学園エロを探している方、短編ながら抜き要素も楽しみたい方におすすめできる一冊となっています。
d_676259 レーベル・シリーズ・ジャンルなど
- レビュー :
5.00
- 発売日 : 2025-10-01
- 収録 : 20ページ
- ジャンル : 制服 学園もの ミニスカ 中出し フェラ 男性向け 成人向け アヘ顔 オホ声 騎乗位 射精管理
- サークル : studio えむすり
- 品番 : d_676259
- 価格 : ¥550

女子校生ジャンルの同人誌を中心に追いかけているライター。
「制服×学園」という舞台設定の中で描かれる、初恋の甘酸っぱさや背徳的なエロスに強く惹かれています。
実際に作品を読み込み、**「本当に抜けるのか?」**という視点でレビュー記事を執筆中。