東海RE:ベンジーズの見どころ










東海RE:ベンジーズ レビュー
作品概要
『東海RE:ベンジーズ』は、暴走族・青春・裏社会をテーマにしたオリジナル同人漫画。
卒業式という門出の日から物語が始まり、仲間との絆、彼女の妊娠、そして抗えない暴力の連鎖が描かれる、熱くも残酷な不良群像劇です。
全60ページにわたる大ボリュームで、バイオレンス描写・グロ表現も含まれており、読者を一気にアウトローの世界へと引き込みます。
「巨乳」「恋愛」などの甘さではなく、泥臭さと狂気が入り混じった本格ヤンキー同人誌として注目の一冊です。
あらすじ
高校の卒業式。
竹垣貴道にとって、それは人生で最高の一日になるはずだった。
彼は伝説の暴走族「閻兵羅悪(エンペラー)」を復活させ、恋人・立花ハナは妊娠。
仲間たちに祝福されながらカラオケで打ち上げを楽しみ、学校という檻から解放された瞬間だった。
しかし、そんな幸福の只中で、地元で最も関わってはならない男の視線が彼らに向けられる。
狂気と暴力の渦に巻き込まれ、卒業式の余韻は一転して地獄へ――。
見どころ
① 不良文化×青春ドラマ
「仲間」「恋人」「卒業式」といった青春の象徴を軸にしながら、暴走族というアウトローの世界を描写。
熱い友情と裏社会の冷酷さが入り混じる点が大きな魅力です。
② 妊娠ヒロインの存在感
ヒロイン・立花ハナは妊娠中という異色の設定。
彼女を守るために戦うのか、それとも暴力に呑まれてしまうのか――ドラマ性が強調されています。
③ 暴走族「閻兵羅悪(エンペラー)」の復活
地元伝説のチームを復活させるというシチュエーションは、不良漫画ファンにはたまらない要素。
チームとしての誇りや抗争の火種が作品全体を盛り上げています。
④ 暴力・グロ描写の臨場感
注意書きにもあるように、暴力・グロ表現が多く登場。
ヤンキー漫画特有の泥臭い迫力を、同人誌ならではの生々しさで描き切っています。
総評
『東海RE:ベンジーズ』は、青春と暴力が交錯するアウトロー同人漫画です。
卒業式から始まる希望に満ちた瞬間が、裏社会の闇によって一気に崩壊していく――そのコントラストが強烈な読後感を残します。
暴走族の抗争、妊娠ヒロインの存在、グロテスクな暴力描写。
決して万人向けではありませんが、不良漫画・ヤンキー文化・バイオレンス作品が好きな方には強烈に刺さる内容です。
d_396030 レーベル・シリーズ・ジャンルなど
- レビュー :
4.33
- 発売日 : 2024-06-02
- 収録 : 60ページ
- ジャンル : ギャグ・コメディ 学園もの 巨乳 包帯・注射器 バイオレンス 不良・ヤンキー 男性向け 成人向け
- サークル : ペニ蔵
- 品番 : d_396030
- 価格 : ¥990

女子校生ジャンルの同人誌を中心に追いかけているライター。
「制服×学園」という舞台設定の中で描かれる、初恋の甘酸っぱさや背徳的なエロスに強く惹かれています。
実際に作品を読み込み、**「本当に抜けるのか?」**という視点でレビュー記事を執筆中。