GIRLS und PENISES 廃校百回奉仕編 1＋2|TRY＆方言二人社会

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GIRLS und PENISES 廃校百回奉仕編 1＋2の見どころ

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【レビュー】GIRLS und PENISES 廃校百回奉仕編 1＋2 ― 戦車道の裏ルールに翻弄される少女たち

◆作品概要

サークル「TRY＆方言二人社会」が手掛ける本作は、人気アニメの二次創作を題材にした同人誌シリーズ。
「廃校百回奉仕編」というタイトルの通り、戦車道にまつわる知られざる規則を切り口に描かれたストーリーが展開されます。
C90で発表された第1作と、C92で発表された続編「sisters」を合わせて収録。
全2作を通じて、各校の少女たちが“学校の存続”という大義を背負い、試合に敗北したその後に待ち受ける厳しい現実が描かれていきます。

Vol.1：本編22ページ
Vol.2：本編20ページ
いずれも2000×2781pxの高解像度PNG形式で収録されており、同人誌としては高精細な仕上がりです。

◆あらすじ

Vol.1（C90発表）
物語は戦車道の裏ルール、「敗北した学校は百回侍奉を行わなければ廃校となる」という掟から始まります。
それを知らずに試合に臨んだ聖グロリアーナや真理校の少女たちが、試合後に突きつけられる理不尽な現実。誇りを胸に戦った彼女たちが、学校を守るために選ぶ行動は――。

Vol.2（C92発表）
続編では黒森峰女学園が舞台。主将・西○真穂は敗北の責任を引き受け、仲間を守るために立ち上がります。しかしその「侍奉」の対象となった中に、自らの妹が含まれていることを知ってしまい、強い決断を迫られることに…。
姉妹の絆と誇り、そして学校存続をかけた葛藤が描かれる後編は、より重厚なテーマ性を帯びています。

◆見どころ

「戦車道の裏ルール」という大胆な設定
　原作の世界観を壊さずに、もしも裏側にこんなルールがあったら…というIFの物語を描く発想がユニーク。ファンならニヤリとしつつも背筋がゾクッとする展開です。
少女たちの葛藤と決意
　ただのパロディにとどまらず、それぞれのキャラクターが“学校のために何を犠牲にできるのか”を突きつけられるシーンに見応えがあります。特に第2作では姉妹の絆が中心に描かれ、ドラマ性が強調されています。
高解像度で楽しめるビジュアル
　2000px超えの大判サイズで収録されているため、キャラクターの表情や描き込みをじっくり堪能できる点も嬉しいポイント。