塩対応の大塩さん2の見どころ










【作品概要】
タイトル:塩対応の大塩さん2
作者:柚子夜ゆう(ゆずや ゆう)
ジャンル:学園恋愛、ラブコメ、青春、イチャラブ、同人漫画
総ページ数:本編56P(表紙フルカラー)
前作で話題となった「塩対応の大塩さん」シリーズの第2弾。
ぶっきらぼうだけど本当は優しいヒロイン“大塩さん”と、
少し抜けたところのある男子・加藤くんの甘くて笑える青春ラブコメが再び始まる。
クールな彼女が見せる照れと情熱のギャップがたまらない、
“イチャラブ”好きにはたまらない続編だ。
【あらすじ】
体育祭を控えた学園では、クラスごとに二人三脚の練習が始まる。
恋人同士の大塩さんと加藤くんもペアを組むことになったが、
足並みが合わず転んでしまい、加藤くんが肘を擦りむいてしまう。
保健室で手当てを受けながら、
「自分のせいで迷惑をかけた」と落ち込む加藤くん。
そんな彼に大塩さんは一言——
「私は加藤くんと、一緒に思い出を作りたいの」
ぶっきらぼうに見えて、誰よりも真っすぐな大塩さん。
その言葉に勇気づけられた加藤くんは、
彼女との距離を一歩ずつ縮めていく。
誰にも邪魔されない保健室で、
“塩対応ヒロイン”が少しずつ“甘い恋人”に変わっていく——。
緊張と愛情が入り混じる、ふたりだけの青春時間が始まる。
【見どころ】
この作品の魅力は、前作に引き続き ツンデレ×素直さのバランスが絶妙 な大塩さんのキャラ。
普段はクールで口数が少ない彼女が、
恋人の前でだけ見せる表情や小さな優しさが非常に愛らしい。
また、作者特有の描写力にも注目。
淡いモノトーンのタッチで描かれる学園の空気感、
放課後の教室や保健室の静けさなど、
どこか懐かしさを感じる“青春の一瞬”を切り取る構成が見事だ。
ストーリーは甘くも少し背徳的で、
「恋と欲の境界」が曖昧になる瞬間のドキドキをうまく表現している。
過激さよりも、キャラクターの心理と恋愛感情を重視している点が、
本作の読みやすさにつながっている。
【総評】
『塩対応の大塩さん2』は、
恋人になってからのリアルな“距離感”と“素直になれないもどかしさ”を描いた、
青春系イチャラブ漫画の決定版。
物語はテンポがよく、キャラクター同士の掛け合いも軽快。
前作を読んでいない人でも、
二人の関係性や背景がすぐ理解できる構成になっているのも嬉しいポイントだ。
クール系ヒロインが、ふとした瞬間に見せる甘さ——。
それがこの作品の最大の魅力であり、
「塩対応」の裏にある愛情を描いた“タイトル詐欺”なほどのあまあまラブストーリー。
青春と恋の温度がページいっぱいに広がる一冊だ。
d_658407 レーベル・シリーズ・ジャンルなど
- レビュー :
4.75
- 発売日 : 2025-10-08
- 収録 : 56ページ
- シリーズ : 塩対応の大塩さん
- ジャンル : 制服 学園もの 巨乳 体操着・ブルマ 中出し フェラ ラブラブ・あまあま 恋人同士 おっぱい お尻・ヒップ 専売 男性向け 成人向け
- サークル : あらまあ
- 品番 : d_658407
- 価格 : ¥770

女子校生ジャンルの同人誌を中心に追いかけているライター。
「制服×学園」という舞台設定の中で描かれる、初恋の甘酸っぱさや背徳的なエロスに強く惹かれています。
実際に作品を読み込み、**「本当に抜けるのか?」**という視点でレビュー記事を執筆中。