ずっと離さないでね。2-オナホな無感情幼馴染と純愛に堕ちてから-の見どころ

ずっと離さないでね。2 -オナホな無感情幼馴染と純愛に堕ちてから-【レビュー・感想】

サトルが無理やり犯して以来、性処理のために「オナホ」のように扱っていた幼馴染・秋吉サヤ。
しかし、やがてサトル自身も気づいてしまう――「本当に好きだったのは彼女だった」と。

恋人として付き合い始めた二人だが、無表情で無口なサヤと、嫉妬深く素直になれないサトル。
不器用でぎこちない関係は、やがて肉体を通じてしか愛を確かめられない共依存の関係へと変わっていく。

夏の暑さに支配される季節。
汗と愛液にまみれ、何度も貪るように求め合う二人。
快楽に溺れながらも、離れられない純愛の沼へと堕ちていく…。

本作は「ただのエロ漫画」ではなく、依存し合う二人の心情がしっかり描かれています。
無表情に抱かれ続けるサヤ、嫉妬で独占欲を募らせるサトル――歪んでいながらも確かに「純愛」なのです。

普段は感情を見せないサヤが、体を重ねる中で少しずつ変わっていく姿が大きな見どころ。
恥じらいや快感に揺れる表情の変化が、読者に強烈な萌えとエロスを与えてくれます。

舞台は夏。灼熱の中で汗だくになりながら交わる描写はとても生々しく、臨場感たっぷり。
「汗の匂い」「肌の濡れ感」まで想像させるような作画は必見です。

前作よりプレイ描写が増量。

など、純愛ながらも濃厚で背徳的なプレイが続き、実用性も高い一冊です。

『ずっと離さないでね。2』は、
「無表情幼馴染×嫉妬深い青年」＝歪んだ純愛と共依存を描くエロスドラマです。

そんな方におすすめの1冊。
前作未読でも楽しめますが、1作目から読むとより深みが増します。

女子校生ジャンルの同人誌を中心に追いかけているライター。
「制服×学園」という舞台設定の中で描かれる、初恋の甘酸っぱさや背徳的なエロスに強く惹かれています。
実際に作品を読み込み、**「本当に抜けるのか？」**という視点でレビュー記事を執筆中。